ARTIST

アーティスト

アンドリュー・コーツ

Andrew Coates

1954 年英国サレー州生まれ。
3歳の時両親と共にニュージーランドに移り住む。
17歳でクライストチャーチ大学に入学するものの大学の教育方針に馴染めず自らの芸術表現を追及しようとすぐに退学してしまう。自宅にアトリエを作りその後2年間印象派画家スーラが確立した点描主義の技法を使い制作に取り組み独学で絵画を学ぶ。
17歳でカンタベリー美術協会の最年少会員となる。瞬く間にコーツの類まれな才能は評判となり19歳ですでに国内での高い評価を確立している。
カンタベリー美術協会での個展をはじめその作品はダンディン公立ギャラリー、ウェリントンにあるナショナル ギャラリーに常設されるなどはなばなしい活躍をする。
コーツは自分の持つ可能性をさらに広げるため1980年代はじめに英国に帰国する。
ロンドン有数のギャラリーであるWHパターソンはさっそくコーツの才能に着眼し定期的に個展を開催するようになる。さらに由緒あるロイヤルアカデミーの夏季展覧会への出品など順調に活動を続けている。世界中に多くのコレクターがいるが、オペラ歌手のキリテ カナワも彼の作品の熱心なファンで6つの作品を所有している。
1990年代はじめコーツはデボン州にある美しい漁村、ビアに家族と共に移る。
コーツの描く油彩画は繊細な筆致で細部まで丁寧に描きこまれていて1つの作品を仕上げるまで時には数ヶ月にも及ぶ時間と根気を要する密度の濃いものである。かれは細かな点を絵の具で塗っていき点描技法でイメージを作り上げていく。このようにして描かれた作品には英国の美しい風景がこの上なく見事に表現されている。
現在優れた風景画家として国際的に高い評価を得ているが、コーツが風景画を描くようになったのは英国に戻ってからで、ニュージーランドでは抽象画を主に描いていたのである。
コーツは同じところにとどまることを嫌い、常に新しいことにチャレンジしている。
最近ではニューヨーク・タイムズスクエアの夜景など都会の風景を描いている。
今後もますます目の離せない画家である。


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経歴・プロフィール

1987年から現在に至るまで

デボンの美しい村、ビールで、アンドリューと彼の家族は、すぐにライム湾を見下ろす堂々とした丘の上の家に家兼スタジオを構えました。丘に囲まれ、海を臨むビール村の上にある櫓のあるアトリエで、アンドリューは現在、素晴らしい空、海、風景を描いています。

1989年、アンドリューはロンドンのモールギャラリーで開催された年次展覧会で、コリトンの空を描いた作品により、ゴールドライン賞(最優秀風景画部門)を受賞しました。ロイヤルアカデミーの夏の展覧会に代わるものとして、彼の作品がこのようなグループ展に出展されることは稀なことです。

1980年代後半から1990年代にかけての美術品市場の低迷により、ビル・パターソンの美しい18世紀と19世紀の絵画は人気を失い、文化的な変化が起こり始めました。そして1998年、アンドリューは故郷のビール村に招かれ、作品を展示することになりました。マイクとローズマリー・ランバート夫妻が経営するマリンハウスギャラリーは、アンドリューのユニークな作品に新たな出会いをもたらし、彼の絵画は新たな息吹を吹き込まれました。

アンドリューは、展覧会ごとに常に新しい題材を導入しています。彼は1枚の絵を単独で制作することはめったになく、何度も何度も同じ絵に戻ってきます。多様な主題の間で制作することにより、彼は新鮮さと集中力を維持することができるのです。ニューヨークやハンブルクへの旅から生まれた、より自由な絵画を含む「自然とネオン」展や「田園イディル-都市のエネルギー」展では、このことが強調されています。

「1つの作品スタイルが他の作品に影響を与えることで、私は自分の作品を前進させることができるのです」。
ニューヨークの作品から彼のパレットは著しく変化し、都市のエネルギー、光、反射を扱うことの利点が、より自然主義的な風景画に反映されるようになったのです。夕焼けは新たな活気を帯び、水は真昼の太陽に照らされて輝きを増しています。

マリンハウスで10年間活動し、7回の個展を開催した後も、アンドリューの風景画、特にドラマチックな空やきらめく川のある風景を描くことへの情熱が衰えていないことは明らかです。プライベートでは、めったに催し物に参加する姿を見ることはありませんが、独学で学んだこの画家は、現在でも風景画の分野で最も魅力的な作品を発表しています。

YOUTUBE

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会社名 江夏画廊株式会社
営業時間 平日 10:00~18:00(個展期間中は11:00~19:00 土日もオープン)
電話番号 03-6426-5139
住所

〒106-0041
東京都港区麻布台3-1-5 日ノ樹ビル302

1階のMaison Landemaine (メゾン・ランドゥメンヌ)、
2階のRESTAURANT ITSUKI が目印です。
右側エントランスからお入りいただき、
奥のインターフォンで302をお呼び出しください。

アクセス

六本木一丁目駅
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六本木駅
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