ナターレ・アダミアーノ
Natale Adamiano
1943年、イタリア、ビテット生まれ。
1968年~72年、ブレラ美術学校のマエストロ、ドミニコ・カンタトーレの美術科で絵画を本格的に学んだ。自然をテーマにした作品を自分の画風として描き、多くの個展や作品展に出展した。
その優しく語りかけるような作品は、瞬く間に多くの人々の心を魅了し、個人収集家をはじめ、美術評論家からも高く評価され、数々の賞を受賞する。
現在、類稀な色彩感覚を持つアーティストとして、イタリア美術界でもその名は高く轟き、その才能を少しでも若いアーティスト達のために活かしたいという彼の意思と、それを望む声に応え、忙しい作家活動の傍ら、多くの価値ある美術作品を所蔵している事で有名な、ブレラ美術館の中にある国立ブレラ美術学校の教授も務めている。
2001年には美術学校の推薦により、芸術の国イタリアの名誉職である“教会美術”の総監督に就任し、個人や団体を超えたイタリア芸術全体の地位向上にも貢献し、その地位を不動のものとした。
近年、彼はイタリア南部、プーリア州のアドリア海を臨む風景を好んで作品に仕上げている。
彼の作品の中に描かれているのは、海辺や平原に群生する野生のカブの花、ウイキョウの花、芥子の花などである。
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↓↓↓ イタリア・プーリア州の花畑 「今日の一枚」より ↓↓↓
作品情報
経歴・プロフィール
主な出展歴・受賞歴
1971年 ピアツエッタ賞(セスト・サン・ジョバンニ)
F.T.Michetti賞(フランカヴィッラ・ア・マーレ)
社会の為の100人の作家展(トリノ)
1972年 Joan Miro’賞(スペイン)
1974年 ビエンナーレ・アートサクラ最優秀賞(サン・ジョバンニ・ロトンド)
Lario Cadorago賞(ミラノ宮殿)
1977年 Seregno Brianza インターナショナル賞(セレーニョ)
1978年 ロンカリア ビエンナーレ(ロッカ)
ピットゥーラ賞(セッラッバッレ宮殿)
1979年 Villa S.Giovanni賞
1980年 Alberto da Giussano賞(ブリアンツァ)
1982年 イティエナーレ モストラ(ローマ・ポルデノーネ・ジェノバ・ペルージャ)
1985年 バルサーモ賞(チニセッロ・バルサーモ)
1986年 版画トリエンナーレ(ミラノ)
1987年 アートエキスポ(バーリ)
1989年 アートエキスポ(バーリ)
70人のアーティストによるアート(トリノ)
1991年 版画トリエンナーレ(ミラノ)
ウン・プント・ペル・ピエロ(ニューヨーク/米)
1992年 アートエキスポ(ボローニャ)
1993年 ミラノビエンナーレ(ミラノ)
1994年 キアリ・ビエンナーレ(キアリ)