子供向けの感覚共有アートプログラムを実施して
2024.08.25 感覚共有アートプログラム
皆さま、2024年の夏はいかがお過ごしでしょうか。
私は今週にイベントいくつかあるのですが、台風の影響が気になる今日この頃です。
8月28日と29日なのですが、もろに直撃しそうですよね。
さて、先月のお話しになりますが
夏休み特別企画として、子供向けの感覚共有アートプログラムを開催しました。
これが、むちゃくちゃ面白かったんですよ!!
2週間にかけて、計4回のセッションを行ったのですが
毎回6名定員で頑張りました。
いや、子供たちのパワーがすごくて、6名が限界ですね・・・
以下、facebook記事からの引用ですが、ぜひご覧ください。
7/21と28に開催した子供向けの感覚共有アートプログラムが無事に終わりましたのでレポします
「自分の視点を大事にして(自分軸)、感じることや気づく力を高めていく」
ことをコンセプトに開催させて頂きました。
普段は引っ込み思案でなかなか意見を言えない子でも
このセッションを行うと、前のめりになってお話しをしてくれます。
特に2回目の勢いはすごいですよ
2セッションの対話型鑑賞の後は
「自分の色は?」
というお題と
「大切な人に届けたいもの」
をお題にお絵描きもしてもらいました。
これは選出した絵に則したお題となっています。
絵を見てイマジネーションを膨らましてもらい
そこから自分の表現へと移行していくプロセスです。
当然ながら、表現においてブロックのかかる場合も出てきます。
今のお受験真っ盛りの社会環境においては、それは当たり前のことなのですが
そこから自分を少しずつ解放していくことも促します。
(さすがに一度では難しいことが多いですが、きっかけにはなります)
子供の場合はこのブロック解放が大人よりも断然早い!
素直なんですよね。
私がその昔、修得した心相科学理論では
親や環境において刷りこみの起きるタイミングを初期化というのですが
私たちは人生のそれぞれの段階で初期化を繰り返していき
人格形成がされていきます。
おそらく、ブロック解放については
その時々においてアプローチ方法も違ってくるのだと思いますが
外すことができると、その子らしさがより出てきます。
これら子供向けのセッションが終わってから、数日間いろんな人と話しましたが
このセッションは大人にこそやるべきだと言って下さる方が多いのに驚きました。
確かに大人社会の縮図が子供社会にも転写されていくので
影響を及ぼす大人が率先して体験していく必要があるのかもしれません。
習い事のように通わせたいというご意見もあったので
それについても、今後考えていきたいと思います
以上がfacebookからの引用でした。
絵を描くということは感情を解放することにもつながります。
つまり、絵を通じてその子が言葉にしていない感情というメッセージなども読み取れます。
こちらは、今回のイベントを一緒に企画してくださった女性の息子さんの絵なのですが
おうすけくんといいます。
彼と対話してみると、画面の中心に自分を大きく描いています。
このことからも、おうすけくんが自分の世界を中心として
周りがワクワクだらけだとわかります。
とてもいい感じですね!
絵から読み解く子供の心理についての専門家の方ともお会いして
今後はその方とも一緒にワークショップをしてみたいと思いました。
最近はコラボレーションのお話しもいただく機会が多いです。
感覚共有アートプログラムはコラボレーションするのにも向いたイベントなので
今後もいろいろとチャレンジしていきたいと思います。
秋には感覚共有アートプログラムのファシリテーションについて
講座も開催する予定なので、こちらの情報もぜひお待ちください。
単にファシリテーション技術を学ぶ講座ではなく、
総合的な人間力を高めていく講座にしたいと思っています。
それは私がやるのではなく、アートの力を借ります。
ぜひ続報を楽しみにしていてください!!
江夏画廊 江夏